どこまでも「開放的」な気もちのいい空間をめざして。

シーサーが
出迎えてくれる玄関で

山形市の閑静な住宅街の一角。大きくてかっこいいオレンジ色の屋根が目立つ。隣の敷地には森のような豊かな畑が広がっている。Yさん一家が暮らすその家の玄関では、1対のシーサーが出迎えてくれる。魔除けでもある、沖縄の守り神。奥様のご実家から譲り受けたものだ。ふつうは屋根に飾られるその神様は、この家では玄関の表札のすぐそばに据えられた。「冬には雪が積もってしまうから、屋根ではなく、シーサーは玄関に飾りたい」というYさんのご希望のままに。

沖縄の家のような
開放的な空間イメージ

奥様は沖縄出身で、旦那様も沖縄好き。そんなこともあって、この家には沖縄に似た雰囲気が漂っている。家づくりでYさんが特にこだわったのは「開放的であること」だ。
この家の仕切りは極端に少ない。リビングのまんなか近くにあるキッチンが存在感を放っている。すぐ横にテーブルがあるから、料理を作ったらそのまますぐ置くだけでいい。「運ぶ」という感覚もないほど、サッと淀みなく料理をスライドすることができるように、対面ではなく横にテーブルを並べたというのがこだわりのポイントなのだ。
そこからすこし間をとってソファがあり、壁ぎわにテレビがある。食事の空間も、くつろぎの空間も、すべては広々として仕切りのないワンルームのなかにある。ストンと突き抜けたような気もちよさがある。スッキリとしていて、モノの雑音も極端に少ない。見わたす視野のなかには、洗濯物や冷蔵庫といったモノがない。そうしたモノのノイズが視界から隠れてしまうよう、間取りの工夫が周到に施されているのだ。天井も高い。いつも風が吹き抜けるような気もちよさが漂う。この開放的な空間こそ、Yさん一家が理想としてめざしたものだった。

外と一体感のあるテラスで
自由に遊び楽しくBBQ

Yさんが徹底的に「開放的であること」にこだわりぬいた結果は、ウッドデッキにも表れている。「ウッドデッキは、長さも幅もできるかぎり取って、できるかぎり大きくしてほしい、と福井さんにお願いしました。外との一体感を感じられる家にしたかったんです」とYさんは言う。「特にハッキリとした目的があったわけではないのですが、家のひとつの空間としてどうしてもテラスがほしかったんです。今は、バーベキューをしたり、こどもと外で遊んだりします。屋根があるので、雨の日でも濡れませんし、遊びにきた友人たちからもとても評判がいいです」。
窓をぜんぶ開けてしまえば、南側から涼しい風もたくさん入り込んでくる。暑いときにはもちろん冷房をかけることもあるが、この南風のおかげで「夏の暑さはそれほど気にならない」とYさんは笑う。

無垢材や漆喰や
ナチュラル素材をふんだんに

「開放的」ということのほかにもうひとつ、Yさんこだわりのコンセプトが「ナチュラルであること」だ。たとえば、壁は「漆喰であること」が、また床は「無垢材であること」がYさんのリクエストだった。そうした要望にしっかりと応えた素材が選ばれ、この家をカタチづくっている。注目は、フローリングに使用されているパインの無垢材。無垢材での床暖房というのはなかなか珍しいが、この家ではYさんの希望で温水床暖房が採用されている。
「冬の季節には、床暖房と、必要なときにはエアコン1台をつけます。これで十分暖かく過ごせますね。夏は涼しく、冬は暖かに、1年を通してとても快適に暮らしています」とYさんは言う。調湿性があると言われている漆喰を使っていることも、快適な暮らしに繋がっているのだろう。

自分たちの好きなように
家づくりをしたかった

Yさんと福井建設との出会いはWebだ。
Yさんの家づくりは、土地の購入、から始まっている。「もともと住んでいたアパートがこの家の近くでした。娘の保育園も近かったし、この地区の小学校にも行かせたいと思っていました。この地域に愛着も感じていましたから、ずっとこの付近で土地を探していました。それがたまたま見つかったので、そのときにすぐ購入を決めました。土地が決まったけれどもハウスメーカーは未定という状態から、『じゃあどこに建ててもらおうか?』と、ハウスメーカーを探しはじめました」とYさん。「いろいろと展示場を回りました。大手のハウスメーカーさんだと基本の間取りがあって、希望に合わせてそこにオプションを追加して行くという感じ。でも、私たちは、もうすこし自由に、自分たちの好きなように、家づくりをしたいと思いました。ネットで福井さんのサイトを見て、それから実際にお会いして、そのまますぐお願いすることに決めました。私たちのリクエストを聞いてイチから間取りを作ってくれることや、洋風なテイストも、ナチュラルな素材感も、すごくいいと思ったので」と言う。

さて、これから、ご家族の理想をもとにイチから作られた家で、どんな暮らしを望むのでしょう? という問いにYさんは、「今はこの新しい家で、なんのストレスもない、気もちのいい、生活しやすい毎日を過ごしています。これからは、庭に芝生を植えたり、畑を作ったり、ということを少しずつやっていきたいですね」と答えてくれた。

山形市江南 Mさん山形市上桜田 Yさん
延床面積38.82坪
南欧スタイル
屋根:洋瓦
外壁:ダイナスタッコ塗壁
内壁:漆喰・和紙クロス
床:パイン無垢フロア
その他:天井パイン・造作洗面台・輸入無垢建具・ウッドデッキ・造作テレビ台・造作カップボード・アイアン手摺
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一度は読んでおきたい福井建設の家づくりのはなし