先日「キムラ」さん主催のサーモカメラとエコハウスの講習を仙台で受けてきました。
前半はまずサーモカメラについて。リフォームや完成建物診断でのサーモカメラの使い方や注意点など勉強しました。
実は福井建設にも結構良いサーモカメラがあるのですが、全く使いこなせてなかったので、これから新築の現場などでも有効に使っていきたいと思います。
後半はメインであるエコハウスについて。こちらの「エコハウスのウソ」の著者である前先生が講師という事で、楽しみにしてました。
色々と面白い話がありましたが、ざっくり解釈すると、Ua値などの数値競争も大事だけど、それと同時に部屋の上下での温度差が少ない事や、素材による快適さが大事だったり、性能だけが建築の価値を決めるわけではない、といった内容です。
ただ建物は当然ある程度の性能(ZEH基準以上)は確保したいですが、サッシなんかはこの資料を見ると樹脂サッシはやはり優秀で、アルミ複合になると一気に冷たくなるのが分かります。
福井建設の性能でいくとUa値は3地域のZEH基準は超える事は難しくないですが、それ以上のHEAT20基準となると今のフル樹脂+Low-eペアでは足りなくてトリプルが必要になりますので、これからそういった提案も必要になってきますね。
素材による違いではオークの床材だと、適正温度が26℃で、コンクリでは28.5℃といった違いがあり、この辺が性能だけじゃない部分になりますし、福井建設の得意な分野になります。確かに同じ部屋にサンプルを並べててもパインとかは、他の材料と比べて明らかに暖かいのが分かるので、素材感はとても大事だと思っています。
部屋の温度差については足元と頭の差を減らして、気流感を無くのが大事ですが、福井建設のお客様の場合吹抜けを取り入れる事が多いので、シーリングファンや適切な暖房など気を付けていかなければいけません。他にも沢山勉強になる講習でした。
帰りの高速ではハセガワ君と今度こういう風に変えていこう、などと今後の家づくりについて話てましたが、途中から話どころじゃない大雪に見舞われて、笹谷の辺りはホワイトアウト寸前になって焦りました(+o+)
性能は大事ですが、やっぱり山形は雪国である事も十分考慮して、家づくりをする必要がありますね。
英治
注文住宅の間取りや素材選び、外観デザイン、価格などのご相談を承ります。土地探しのお手伝いや注文住宅建築の流れのご説明をご希望の場合には、お問い合せの際にお知らせください。不動産会社やファイナンシャルプランナーと協力して、お客様にとって最適なプランをご提案いたします。
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